お木下着物研究所で人気の帯「名古屋帯 針屋金襴」の生地を使用し、
茶道のお道具の一つでもある帛紗(ふくさ)を制作しました。
※流派や用途に応じてサイズの小さい「古帛紗(こぶくさ)」[縦:約15×横:約16cm]とサイズの大きい「出帛紗(だしふくさ)」[縦:約28cm×横:約27cm]をお選び頂けます。
さて、まずは名物裂(めいぶつぎれ)についてご説明します。
茶道をされている方ならご存知の方が多いと思いますが、
名物裂は、茶の湯の世界で珍重されてきた渡来の染織であり、名物茶器の袋や仕覆として、また掛幅の表装裂などとして用いられてきました。
そして今回の紋様は、針屋金襴(はりやきんらん)と言います。
針屋金襴とは
金糸で大小の鱗紋を組み合わせて並べた金襴で、安土桃山時代の茶人で利休門下と伝えられる針屋宗春(はりやそうしゅん)愛用の裂のこと。「針屋肩衝茶入」の仕覆に使用されていたため、この名前がつけられたと言われています。
小さな鱗形から、さらに大小の鱗形をつくりあげていった紋様です。(鎌倉の北条家の家紋は鱗紋でもあります)
また、蛇の鱗にも見えることから、2025年/巳年にはよく使われています。
特にこだわりは色味で京都・西陣織の織元さんにお願いして、今までにない色にて製織していただきました。
名物裂って素敵な柄行きが多いのですが、木下着物研究所的には好みの色合いがなかなかありません。女将紅子は個人的にも入手するのを控えておりました。
今回、初めて名物裂の帯を織るということで、地色である経糸(たていと)から配色させて頂き、他にはない完全オリジナル配色で製織することができました!!
織元さんにお尋ねしましたところ、この色合いを経糸に用いたことがないとのこと。
つまり名物裂の中でこのような色合いの帯はほとんど目にすることが出来ないということですね。
他では目にすることのない「至高の名物裂」。こういう色の名物裂の 古帛紗/出帛紗を探していたの!という方は、是非ご検討くださいませ。
柄の部分の箔の色合いも、一般的な黄色味の強い金ではなく、あえて「銅色」の箔を選びました。銀糸も試織してみましたが(クールで素敵でしたが)、今回は袋帯にも仕立てられるので、安心感のあるエレガントさを表現するために「銅色」をセレクトしました。
名物裂らしさも保ちつつ、我々らしい色合いの箔を選びました。
お流派によって古帛紗(裏千家など)、出帛紗(表千家、武者小路千家、武家流など)、それぞれお使いのものが異なりますので、どちらでも選んでいただけるように致しました。
※画像は古帛紗
なお、こちらはご注文いただきましてから作成をいたしますので、お送りまで
少しお時間をいただきます。
納期:約1ヶ月
※他の商品とご一緒にご注文の場合は、帛紗と一緒の発送となります。
■素材
絹100%(金属糸使用)
■ギフト用にもおすすめ
オリジナルの小さいパッケージに入れた状態でお届けいたします。
・写真の帛紗以外のものは使用例ですので、付属いたしません。
・一点一点が手づくりの作品の為、寸法の表示と微妙に大きさが異なる場合がございます。形状・色が写真と多少異なる場合がございますので、あらかじめご容赦ください。
・簡易包装を心掛けております。
・ご購入に際してのお願い
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