冬至のコーディネート

〜伝統的な暦である二十四節気に合わせてコーディネートを提案しています〜

【二十四節気：冬至（12月22日頃〜)】 

一年で最も夜が長く、寒さが深まる「冬至」。この日を境に太陽の力が蘇るとされる「一陽来復（いちようらいふく）」の願いを込めて、古来より人々はゆず湯に入り、かぼちゃなどを食して無病息災を願いました。 

【コーディネートのテーマ】

長い夜にこそ映える品格の色彩、冬の静寂に咲く一輪の華

着物：しなやかな深い紺藍の艶・色無地

静かで厳かな冬の空気には、深みのある色彩の着物が格別な美しさを放ちます。ベースには、しなやかで上品な光沢感を持つ艶・色無地。

その控えめながらも確かな存在感が、冬の装いに品格を与え、長い夜の照明の下でしっとりと艶めきます。

帯：見目麗しき織り味の紅間道

帯合わせには、シンプルシックで美しさを引き立たせてくれる紺地濃淡の紅間道を。

青のグラデーションコーディネートは、クールで冬の侘び寂びの中にも、華やぎを忘れない大人の遊び心を感じさせます。

帯締：濃色の着物と帯にこそ引き立つゆるぎ組の帯締

帯揚：胸元が華やぐ二色ぼかしの艶帯揚