着物の楽しみの醍醐味は、何と言ってもコーディネート。
でも、いちばん悩ましいものでもあります。
そんな時にご活用いただける、女将紅子の帯揚と帯締のコーディネートです。
その時々で商品構成も変わり、数量も限られます。
ご参考にしていただいたり、これ素敵!!と思っていただいたものは、是非ワードローブに加えてくださいませ。
では、女将紅子の帯揚と帯締のコーディネート、スタートです!!
今回は、艶帯揚 滅紫×くすみ藤 ゆるぎ組手組 若草色 をコーディネートしました。
同系色コーデではありませんが、とても着物らしいおしゃれな組み合わせになりました。
まずは帯揚からご紹介してゆきましょう。
滅紫(めっし)×くすみ藤
とても透明感のある都会的な色合い。
滅紫(めっし)
いわゆるセピア色で、茶みや紫みの両方を感じさせる色です。
透明感もありつつ、茶みのある紫とも言えるし、紫みのある茶とも言える、色の解釈が複数できる色なので、カバー範囲が広い色で、とっても繊細な微妙なところを狙った色。
紅衣の中でもダントツに人気のある色合い。
くすみ藤
少しだけくすみのある、一色かかった藤色。
ピンクでもないし、ただの藤色でもない、そんな色合いです。
ニュアンスのある色合いなので、コーディネートの幅も広がります。
この滅紫色とくすみ藤の色は、とにかくコーディネートしやすい配色。
生地と色味の相性が良く、とても上品に上がりました。
見た目通りコーディネートしやすく、ついつい手に取ってしまう、そんな1枚になると思います。
帯締は、ゆるぎ組手組 若草色 を合わせました。
とにかく綺麗色。
若草色は、早春に芽吹いた若草のような少し黄色を強く感じるくらいの明るいあざやかな黄緑色で、目を引く色合いでポイントになる色です。
濁らない綺麗な色合いを意識して配色しました。
着物の色柄は自然のモチーフが使われていることも多く、実際に用いられていなくても、緑系の色合いは不思議とハマる色です。
帯締は1年中使えるゆるぎ組です。
手組なので、結び心地も抜群!
1年中使えるので、迷わずいつでも使えるのは大きな魅力の一つです。
帯揚帯締は、必ず必要なもの。
だからこそ、締め心地、使い心地の良いものをご提供したいと、毎日着物生活を送っている我々は強く思っています。
この帯揚と帯締は、同タイミングで配色したわけではありませんが、一定のポリシーの元配色しているので合わせた時のカラーバランスは抜群です。
コーディネートセットは同系色や、色味が近いものを合わせることも多いですが、こちらは補色に近い関係性の色。
※補色とは 色相環で正反対の位置にある色の組み合わせで、お互いを引き立たせて、コントラストを効かせるそんな組み合わせです。
もちろん別々にもお使いいただけますが、絶対合っている!と自信を持てるコーディネートセットの存在は、コーディネートの安心感に繋がると思います。
※お使いのモニターの発色具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。
■着用期間
帯揚:半衿が塩瀬の季節にお使いいただけます。
(目安は6月7月8月9月を除く)
帯締:1年中365日ご着用いただけます。
■商品の仕様
【帯揚】
■商品サイズ
幅:約29.5cm
長さ:約180cm
※多少の前後はございます。ご了承くださいませ。
■素材
絹100%
【帯締】
■サイズの目安
幅 :約1㎝
長さ:156〜162㎝程度(房含めて)
厚み:約5㎜
※手組みの帯締はその制作工程上、サイズや風合いなどが商品によって異なる場合がございます。ご了承くださいませ。
■素材
絹100%
■帯締の端の形状
切り房です。
■セットでお選びいただく時の特典
通常は帯締の房カバーを1組お付けしますが、もうプラス1組、つまり合計で2組お付けします。
・ご購入に際してのお願い
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cs@kinoshitakimono.com
・環境に配慮して、簡易包装を心掛けております。