【すぐにお届け】新版/もはや半幅帯とは呼べない！大人の上質な小袋帯 網代麻葉 墨黒 博多織 [紅衣オリジナル]

ちょっとしたお出かけで半幅帯を締めたいけれど、ちょっとカジュアルすぎるかな...もっとオシャレでよそ行きで使える半幅帯があったらなぁ...と思ったことはありませんか？

前回よりブラッシュアップした形で、新版 紅衣オリジナルの小袋帯(こぶくろおび)をお届けします。小袋帯とは袋状になっている半幅帯のことです。

紅衣の人気の「大人の上質な半幅帯 杉綾」は半幅帯の中では単(ひとえ)と言い、一枚仕立て。
一方、こちらは袋状になっているので、より肉厚でしっかりした風合いです。
そして、表と裏が全く異なるリバーシブルの半幅帯になります。

新版にブラッシュアップし、より上質感を表現しました。

ガード加工をご希望されない場合、すぐにお届けいたします！

女将紅子の理想とする大人の上質なオリジナル半幅帯の「小袋帯」を今回も博多織で製作しました！！

季節を問わず通年お使い頂けるようお洒落なベーシックカラーでさまざまな着こなしにも重宝する半幅帯です。
今回はこちらの墨黒と、別ページにて白鼠 をご用意しました。
大人の半幅帯をご検討の方にはオススメの1本です。

前回も大人気でしたが、B面を少しブラッシュアップ♪
つまり新版でお届けします。
より上質感を表現し、都会的な印象に。

女将の紅子が理想の半幅帯に求めることは？
今回オリジナルで理想を形にしました。

①半幅帯を超えた半幅帯/小袋帯

日々のパートナーである半幅帯は、とにかく締める回数が多め。
見た目がステキな事はもちろんのこと、締めやすい、形が決まりやすいことが、とにかく大切。
たくさん締めるからこそ、ストレスを減らしたいですよね？

締めやすさにこだわり、福岡県の伝統的工芸品の博多織で半幅帯を作成しました。
こちらは「小袋（こぶくろ）帯」といわれる半幅帯の種類です。

※博多織の半幅帯には、一枚でできている「単（ひとえ）」の帯と、袋状になっている「小袋（こぶくろ）」という形状に２種類があります。

先に発表しております、杉綾の半幅帯は、単（ひとえ）の帯。こちらも一般的な半幅帯に比べると光沢感があり、浴衣やカジュアルな着物だけでなく、上質な正絹の着物に合わせて頂けます。

でも、よりボリューム感が欲しい、そんなご要望にお答えしてお作りしたのが、こちらの「小袋帯」です。

②より上質感を感じるデザイン

大人の半幅帯は、さまざまな着物に、シチュエーションに結ぶことができる、
浴衣以外にも、気負いなくご愛用いただける柄行きが必須だと思い、今回はこの柄行きにいたしました。

柄は1面が「網代麻葉」そして、もう1面が、縞柄、つまりストライプ文様です。

網代麻葉は、麻の葉と網代が組み合わさった柄です。江戸時代の葛飾北斎の絵手本(イラスト集のようなもの)『北斎漫画』にも登場する柄です。博多織特有の経糸(たていと)の光沢感でより立体的に織り上げました。 

もう1面は縞つまりストライプです。前回より一部分だけボリュームを持たせるようなデザインに。
少し動きのある縞デザインで、軽快さも持たせつつ、上品さもプラスしました。

複数の色合いを使用することにより、動きを出しました。よくある柄行きだからこそ、ちょっとしたことですが、少し変化を持たせるのも木下着物研究所流。
大人の半幅帯だからこそ、微差に拘りたかったのです。

今回の意匠デザインをしたのは、木下着物研究所の代表の木下勝博。

実は代表の木下勝博も女将の紅子も、前職は博多織の織元で勤めておりました。
特に代表の木下は、前職では博多織ブランドをプロデュースし、数々のヒット商品を生み出しました。今回もそのノウハウを駆使し作り上げた半幅帯です。

一見すると着物や帯のデザインは２次元のように感じますが、実は３次元の立体的な世界。
織物の技法を理解した上で、どんなデザインにしたら締めやすさとファッション性の両面を実現できるか？そこから生まれた商品です。

光沢感のある上質な一色の絹糸で凹凸を表現しているので、柄は大きめでボリュームもございますが、とてもコーディネートしやすくなるようにデザインされています。

YouTubeの動画でもご紹介しているお太鼓風の帯結びなどして頂き、帯締と帯揚合わせて頂けば、一般の方にはお太鼓（名古屋帯）に見え、もはや半幅帯には見えません！ 

③こだわりのサイズ感

女将の紅子が毎日半幅帯を締めているので、サイズ感にもこだわりが（笑）
一般的な半幅帯よりほんの少し幅が広め、そして、アレンジしやすいように、少し長めに織って頂きました。

幅　：4寸3分（16.2センチ）
長さ：　1丈１尺以上（4メートル15センチ以上）

ほんの少しのこだわりのサイズ感ではありますが、着用する側にとっては、大きい違いです。
このこだわりが実現できるのは、実は別注でオーダーしたからこそ。

織物は、生産する際のロット（最低限の数量）というのが必ず発生します。

ええ、つまり、それなりの数を作らねばらならないということです。
帯の種類にもよりますが、このロットを覚悟したからこそ、ほんの少しのこだわりを実現させる事が出来るのです！！この心意気、感じて頂けたら嬉しいです！

④リバーシブルでコスパ良し！

・完全両A面
全く雰囲気の異なる柄行きにしたかったので、
さまざま工夫を施しました。
杉綾とは形状が異なるため、完全両A面が実現しました。

・コーディネートしやすく
たくさん合わせてたくさん締めなくて、もとは取れません！！
出来るだけ季節を長く、そして、着用活躍範囲も広いもの！ということで企画しています。

こちらは、浴衣にはもちろんのこと、小紋、紬、スーツ生地の着物にもご使用頂けます。
季節も問わず！365日ご着用可能です。
女将紅子のように、毎日お召しになられる方はいらっしゃらないと思います。
出来るだけコスパ良く！！を目標にしました。

細かいポイントは、お人によってはあまり気にならない事かもしれませんが、せっかくロットを覚悟してオリジナルで織るものですから、こだわりまくりました（笑）

色は現状2配色ご用意しました。
こちらのページでは墨黒　の色合いをご紹介しています。
濁りのない綺麗な色を目指しました。

色々こだわりは置いておいて、とにかく無さそうな、大人が安心して締められる半幅帯を作成しました！

あ！ステキ！と思って頂けたら、お選び頂けましたら、幸いです。 

⑤細部まで手を抜かない

・必ず仕立ててお渡し

半幅帯は、端を処理していない事が多いですが、結んでいるうちに解けてきたりしますので、女将の紅子は必ず仕立てます。
小袋の仕立ては、自分でも出来る方もいらっしゃるでしょうし、端の口を中に入れ込んでしまえば、とりあえずは使えます。
結局仕立てないまま使っている、、なんて方も多いでしょう。
しかし使っているうちに、引っ張って結んでいるうちに、中に入れ込んだだけの端は結局は出てきてしまい、かがる必要が出てくるのも事実。
ですので、最初から必ずお仕立てしてお渡ししています。

◾️色について
こちらは墨黒です。
表は墨黒一色、裏面は、鼠も使用した縞柄に。
カッコいいだけではなく、上品さもプラスした雰囲気に上がりました。

マニッシュな表情の柄行きと色合いの相性を考えて今回の色合いを配色しました。

色と柄行きの相性ってあると思います。
通常ですと、こんな色合いがいいかなと思いながら柄を考えるものですが、
今回は柄行きを見て配色しました。

お互いがとても良い形で表現できた色と柄だと思います。

薄い色合いの着物、そして中濃度の色合いの着物にコーディネートしやすい帯です。

柄の凹凸で色味が変わって見えます。
※お使いのモニターと発色具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。

■素材
絹　100％
博多織の小袋（こぶくろ）の半幅帯です。

■仕様
幅　　4寸3分（16.2センチ）
長さ　1丈１尺以上（4メートル15センチ以上）
仕立て上がった状態で（端をかがった状態で）お送りします。

【帯の長さと縮みについて】
絹糸の性質上、また帯の製織技法上、経年により多少縮む可能性がございます。
絹糸は天然素材で呼吸をしています。年間を通じて湿度の低い場所での保管をおすすめします。

■納期
すぐにお届け可能です。
※ガード加工を選択された場合はプラス2週間ほどお時間を頂きます。 
※数量限定のため売切の際はご容赦くださいませ。

■その他
ガード加工をご希望のお客様は、帯と一緒にこちらからガード加工をお選びいただくださいませ。

・ご購入に際してのお願い
PC等のアドレスを推奨しておりますが、携帯のメールアドレスをご登録いただく際は必ず以下のメールが受信できるように設定をお願いいたします。設定できておりませんとご購入確認や、発送のお知らせなどのメールがお受け取りいただけないことがございます。

cs@kinoshitakimono.com

・環境に配慮して、簡易包装を心掛けております。