二色暈し 艶帯揚　紫式部×灰紫 [紅衣オリジナル]

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

着物のおしゃれの要は、小物にあり！
帯揚は小さい面積ながら、力は大物。
着姿を左右すると申し上げても過言ではありません。

紅衣 KURENAI オリジナルの帯揚は、ブランドの中でダントツの人気を誇ります。

帯揚は、二色暈しはよく目にすることと思いますが、一般的な二色暈しの帯揚げにしては、お安くありません。

それでも人気の訳とは！？
こだわりポイント（人気の理由）は、大きく分けると２つあります。

理由①

■素材感（結びやすさ）

最初購入する時は、当然色でお選びになりますよね？
この時は色がポイント。
しかし、ワードローブに加わった途端、優先順位が変わる。
この変化、皆様お気付きでしたか？
ご自分のものになった途端、帯揚であれば、形が決まりやすい、結びやすいという使いやすさが優先順位のポイントに変わるのです。

この艶帯揚の生地は、より結びやすく、かつシャープな印象の生地を、たくさんの生地サンプルの中から試して、見つけたもの。

試し染めをして、色の出方、そして結びやすさなども一定期間試し、
結果を踏まえて紅衣 KURENAI の別注でオーダーしています。
織物はオリジナルの場合、かなりの数（覚悟も）が必要になります。
そうまでして使いたかった生地です。

この生地を織ってくださっている織元さんは、通常着物の生地を織っておられます。つまり着物クオリティです。
この生地無くしてはこの商品は生まれません。

理由②

■色のこだわり
紅衣 KURENAI　のブランドの特徴は色遣い！とお客様からお声をいただきます。
その最たるものが、このオリジナルの帯揚かと思います。

とにかく濁りのない、透明感のある色にこだわりました。
一色掛かった少しニュアンスのある色目は、他のブランドさんで、素敵なものをたくさん見ることができます。
しかしながら、様々な商品を目にしておりますが、
濁りの無いきれいな色は、そんなにたくさん見ることができません。

紅衣 KURENAI の目指すコーディネートは、
大きいものは割とベーシック、
小物で今の気分やシチュエーションを加味して、個性を出して頂きます。
おしゃれでその時のご自分らしさにこだわることをオススメしています。

このコーディネートに透明感のある色の帯揚は欠かせないと思い、オリジナルで商品を企画しました。
透明感のある、濁りの無い色は、強い色でも、品が良くおさまるのです。

帯揚の色出しは、女将の紅子の仕事。
実際に色を染めてくださるのは、京都在住の我々とお付き合い歴10年を超える40代の女性の職人さん。
紅子の出す色は、他の方と出す色味が異なるそうで、ご苦労なさっているようですが、毎回良い意味で期待を裏切って良き色を出してくださいます。

色は端的に申し上げると好み。
紅子の好みの雰囲気を行間から汲み取り、色に落とす作業。
それは、染めの腕前だけでなく、好みの把握、双方の信頼関係から成り立っています。
この職人さんがいらっしゃらなければ、艶帯揚は出来ないといっても過言ではありません。

生地は通常着物を織っておられる機屋さんが織ってくださったとお伝えしましたが、染めの職人さんも通常は着物を中心に染めておられます。
帯揚の染めも、着物クオリティーです。

帯揚も様々なものが販売されていますし、とにかく色数が欲しい！と思われている方も多いと思います。
しかしながら、中級者以上の方の多くが、最初買った帯揚は使わないとおっしゃります。
その理由は
使いづらい、
形が決まりづらいから。

それは、お買い物のベクトル　色数＞品質　となっていたからでしょう。
この艶帯揚は、色のお好みや気分でお休みすることがあったとしても、使いづらいとか形が決まりづらいといったことは無いかと。

■商品の色について■商品の色について
紫式部（むらさきしきぶ）×灰紫（はいむらさき）
2枚ともに赤みがかった色合い。
効かせ色と馴染ませ色を合わせてみました。
色についてご説明致しましょう。

紫式部（むらさきしきぶ）
明るく渋い青紫色。
藍の上に紅花を染め重ねた色合い。
優しさの中に透明感のある、少しキリリとした印象を与えてくれます。
このキリリを表現したかったので、濁りのない色にこだわりました。

灰紫（はいむらさき）
灰みがかった紫。
灰（グレイ）と紫の色味が両方入っているので、とても都会的なニュアンスカラーですね。
艶のある生地なので、渋くなりすぎず素敵！

紫式部は、女性らしい秋冬っぽい色合いではございますが、
灰紫は、ひと色掛かったニュアンスカラーですが、使いやすい色。
この組み合わせなら、差し色とニュアンスベーシックカラーで使えるはず！と考えた組み合わせです。

諸々理由を述べましたが、
選んだ色が、使いやすさ、結びやすさなどで、ワードローブの順番を変えたくない！！
この思いが、オリジナルの帯揚の商品開発の根底に。

女将の紅子が、今までの自身のお買物の経験値を、オリジナル帯揚の商品開発に注ぎ込みました。
先述の優先順位の変化の話など、彼女の経験値そのものです！

※お使いのモニターの発色具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。

※色について少し補足します。
色見本は、着物用の色見本にプラスして、海外で購入した色見本も活用。
トレンドカラーを参考にすることもありますが、その時々の紅子の気分も大切にしています。
女性の心は、変化するもの（笑）
その変化こそ、時代の空気感。
こだわりすぎず、しなやかに捉えることが、配色をする上で、一番大切にしています。

■商品サイズ
幅：約29.5cm x 長さ：約170〜180cm　
商品によって少し差がございます。
※多少の前後はございます。ご了承くださいませ。

■素材
絹100％　

・ご購入に際してのお願い
PC等のアドレスを推奨しておりますが、携帯のメールアドレスをご登録いただく際は必ず以下のメールが受信できるように設定をお願いいたします。設定できておりませんとご購入確認や、発送のお知らせなどのメールがお受け取りいただけないことがございます。

cs@kinoshitakimono.com

・環境に配慮して、以前より簡易包装を心掛けております。
基本的に簡易包装とさせて頂きますが、丁寧な包装をご希望の場合は、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。