肌触りが違う小千谷縮を自信を持ってご紹介します。
夏は何を着ても暑いけれど、やはり夏着物が着たいと思いませんか?
涼しさ重視なら、やはり麻の着物がオススメです。
麻は涼しくないという方もいらっしゃいますが、麻着物の中でも今回ご紹介するこちらの小千谷縮は涼しいのです。
過去に誂えた様々な麻の着物の中に、長く着用し愛用すればするほど、より「涼しさ、しなやかさ」を感じる小千谷縮がありました。同じ麻の着物なのですが…。
産地や糸の細さ(番手)もあるようですが、行き着いた結論は、生地を織る際に糸に付ける糊の成分によって、その風合いが結果的に変わってくるようです。
今回ご紹介するこちらの反物は糸にこんにゃく芋の成分から作った糊を使い麻糸に付けながら力織機で織り上げます。
この糊づけにこだわることで結果的にコストアップになってしまうため、小千谷縮の産地でも一部の限られた反物でしか採用されていないようです。
一般的に流通している麻の着物、小千谷縮に比べて、価格が少しお高いと思った方もいらっしゃるかもしれません。その理由は上記によるものです。
この涼しさ、しなやかさ、風の抜け感の心地よさ
一度知ったら、元に戻れないのではないでしょうか。
(私たちは既にもう戻れません!!)
こちらの小千谷縮は、着物を洗うことによって、少しずつ糊が抜けてゆき、風合いもしなやかになると同時に、最初は糊で覆われていた布も隙間が空いて通気性が良くなるような感覚(あくまで個人的な感想)で、より涼しく感じます。
他のものは、数年洗い込んでいってもあまり風合いは変わらずしっかりはしていて安心感はあるかとは思いますが、同時に通気性が良くなる感覚もありません。
涼しさに関しては、個人的な感覚によるところも大きいと思いますが、十数年の着物生活を通じて身体が教えてくれたことを、お伝えさせていただきました。
■麻の着物の魅力
・涼しい
・セルフメンテできる(自宅で洗える)
・キメすぎない夏着物
(女性メインでお話しておりますが、男性もご着用いただける反物サイズです)
・涼しい
麻のワンピースとかシャツって、涼しいですよね?
着物も形が変わるだけで、風が抜けてくれるところは同じです。
麻の着物を着た時は、ぜひ麻の長襦袢を合わせてお選びくださいませ。
麻の襦袢を合わせることによって、より涼しさを体感していただけると思います!
(合成繊維の襦袢だと、涼しさを全て感じられないと思います。)
・セルフメンテできる(自宅で洗える)
麻の着物はご自分でセルフメンテナンス(お洗濯)ができます。
汗をかいたな、、と思ったら、洗わずとも霧吹きでのメンテナンスがおすすめです。上半身の背中心、お腹周り一周、両脇にとにかく霧吹きを当てて、濡らします。そして、乾いたタオルでトントンと汗を移してゆくと、汗を抜くことができます。
もちろん自宅で全体を洗濯することが出来るので、このメンテナンスが可能になります。
・キメすぎない夏着物姿
夏ってただでさえ暑苦しいので、キメすぎない着物姿は、ご本人も快適ですし、周りの方の目にもそう見えるのではないでしょうか?
もちろん決めたい時は、絽の夏着物などでバッチリ決めたら良いと思いますが、麻の着物の良いところは、こなれたカジュアル感。キメすぎない着物姿を望まれる方には最適な素材です。
■麻の着物のデメリット
麻のデメリットは、
・シワがよる
・ボリュームが出る
この2点です。
・シワがよる
シワがよることに関しては、小さい霧吹きを持ち歩いて頂くことでケアができます。
おはしょりや上前などきになるシワが生じた時に、霧吹きを吹きかけ、表面を濡らして、「手のし」をするとシワが目立ちにくくなります(女将紅子は外出時にも小さな霧吹きを持ち歩き、気になるとシュッシュッとケアしています)。
・ボリュームが出る
ボリュームが出るというとデメリットですが、涼しさゆえに体に張り付かないと考えると別の見え方ができます。
また、前述の通り、こちらの小千谷縮は、何度も洗い込んでゆくと、少しずつしなやかになってゆきますので、最初はボリューム感の少しずつおさまって体に馴染んできます。

■色柄について
少し柔らかい印象の黒×薄い青の横段反物。
仕立て方によって印象が異なると思います!
横で柄を合わせるのも素敵ですが柄を少しずつずらしてお仕立てすると、すらっとスタイル良く見えそうです!
色合いは、帯合わせに迷わない色合いです。
横段でおしゃれですが、コーディネートもしやすいという、優れもの。
濃い色合いですので初秋までしっかり、長い期間お使いいただけそうです。
横段という動きがあり軽快さもプラスしてくれる印象の小千谷縮です。
暑くて無理!!という時にも是非お手にとっていただきたい着物です。
着物で遊び心がありますが、色合いがシンプルなので、帯は大概載ることとでしょう。
しかも色合いはプレーンなので、小物の色でも遊べます。
この着物に、白い帯を合わせると、清潔感あふれる夏らしいコーディネートに。
例えば、焦茶などの色合いの帯を合わせると、初秋らしいコーディネートに。
合わせる帯で季節も自在にフィットさせることができます。
※お使いのモニターの発色具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。
5年後も10年後も着物ライフに寄り添ってくれる、着物です。
カジュアルな装いは、その方らしさが出やすいと思います。
インテリアにも共通しそうですが、この着物は、シンプルでちょっと遊び心のある印象がお好みな方にオススメです。
上質な夏着物をお探しでしたら、是非ご検討くださいませ。
◾️着用時期
麻の着物は盛夏(7月8月)と言われていますが、最近は、
産地のみなさまも単衣時期にもオススメされるなど、
その着用時期について柔軟になってきています。
温暖化の影響で
6月や9月でも気温30度の真夏日も増えてきていますので、
より柔軟に捉えていただき、ご活用頂ければと思います。
◾️素材
麻100%
小千谷縮
■メンテナンスについて
・着物を扱い慣れたクリーニング店へご相談していただくか、
ご自宅でのお洗濯にてお願い致します。
・洗濯は手洗いの押し洗いを推奨しています。
・洗濯機を使う場合は、着物を仕舞うように畳んでいただき、洗濯ネットに入れていただき、手洗いコースでお願いします。
・漂白剤を避け、中性洗剤を使用し、冷水での押し洗いを推奨します。多少の色落ちの可能性がございますので、単体でのお洗濯をしてください。
・脱水は、洗濯機による脱水ではなく、着物を二つ折りにした状態でバスタオルに挟んでいただき、クルクルと巻くようにして、水分をタオルで吸い取って頂くとしわがよりづらくてお勧めです。
・乾燥は、手で形を整えた後、必ず陰干ししてください。
・乾燥機のご使用はお避けください。
◾️サイズ
反物幅 39センチ前後(約1尺4分)
長さ 約13メートル
◾️質感について
シボ加工が施されていますので、ざらっとした質感です。
面で皮膚にあたるのではなく、点で皮膚にあたるので、涼しくお召しいただけます。
◾️仕立てについて
こちらのご料金には、お仕立て代含めて、以下のものが含まれます。
・水通し
・国内ミシン仕立てか手縫い仕立てをお選びいただきます。
オプションでお選びくださいませ。
・衿 広衿でもばち衿でも対応可。
オプションでお選びください。
衿裏の素材はポリエステルと麻のものをお選びいただきます。
・居敷当 涼しさの観点、透けの観点から無しをお勧めします。
※帯や小物のコーディネートも承ります。
お気軽にお申し付けくださいませ。
※寸法につきまして、ご注文後、以下のお仕立てフォームより記載の上、送信をお願いいたします。
https://kinoshitakimono.com/pages/oshitate-form
◾️納期について
ご注文いただきましてから仕立てに入ります。
納期は以下の通りです。
約60日〜65日程度
・現在、お仕立てが大変混み合っております状況のため、大変恐れ入りますが通常よりもお時間に幅を頂戴させていただいております。ご容赦いただければ幸いでございます。
・予定よりも早めに仕上がりました場合には、そのぶん早くお納めさせていただく予定です。
・ご購入に際してのお願い
PC等のアドレスを推奨しておりますが、携帯のメールアドレスをご登録いただく際は必ず以下のメールが受信できるように設定をお願いいたします。設定できておりませんとご購入確認や、発送のお知らせなどのメールがお受け取りいただけないことがございます。
cs@kinoshitakimono.com
・環境に配慮して、簡易包装を心掛けております。
畳紙を1枚お付けします。