「一年の振り返りと、来年の“着物テーマ”を準備する」『今こそ“着物”』VOL.31 都田恵理子さん

食や美容などライフスタイルの分野で活動する都田恵理子さん(ローフード研究家)による暮らしと着物を愉しむコラムを月に1回お届けしています。
今回は、「一年の振り返りと、来年の“着物テーマ”を準備する」をお届けしたいと思います。
年末の慌ただしいなかにも、ふと静かな時間が流れるそんな頃となりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
2025年を振り返りますと、今年の私のテーマは「着姿をきれいにしたい」。その希望に近づけた1年であったと思います。数を重ねることが大切なのだと頭でわかっていても、日常でその時間を作るのは、簡単ではありませんでした。
ところが、着物が好きな友人との出会いがあったり、茶道のお稽古が着る理由になったことで、自然と袖を通す機会が増えた一年でもありました。つながりや、具体的な場所があることは、着物をより身近にしてくれるのだと実感しています。

新しい年に向けてぜひおすすめしたいのが、「着物テーマ」を決めてみること。これは、私も実践して、本当に良いと思えることでした。
難しく考える必要はなく、テーマがひとつあるだけで、トライしてみたいコーディネートやお買い物の選択肢も自然と見えてきて、着物との付き合い方がさらに豊かになります。
「季節の色を楽しむ一年にしたい」
「帯合わせのバリエーションを広げたい」
「試してみたいコーディネートがある」
「今の自分に必要な一枚に出会いたい」

「着物テーマ」は、途中で変わっても良いですし、テーマがあることで選ぶという視点が生まれますので、本当に大切にしたい一枚に出会いやすくなるはずです。この点では、私自身、上質な洗える着物に出会いました。
そして、女将の紅子さんという素敵な“ガイド役”が、着物との新しい一年をやさしく導いてくれるはずです!さて、みなさまの来年のテーマは、どんなものになりそうでしょうか?
2026年も着物を楽しめる一年になりますように。
※こちらのコラムは、毎月1回配信してゆきます。
【プロフィール】
都田恵理子(みやこだえりこ)ローフード研究家
オーガニック業界での広報職を経て、体にやさしい食や美容を専門に情報発信を手がける。madame FIGARO.jp などで活動。譲り受けた和装小物や日本の伝統文化に触れ着物に関心を抱く。
