2026.10.08
寒露のコーディネート
〜伝統的な暦である二十四節気に合わせてコーディネートを提案しています〜
【二十四節気:寒露(10月8日頃〜)】
草木に冷たい露が宿り始め、秋の気配がより一層深まっていく「寒露(かんろ)」。
朝晩の空気に肌寒さを覚えるようになり、衣替えを済ませた装いが心地よく馴染む季節です。深まる秋の情緒に寄り添い、大人の落ち着きと洗練された色彩を楽しみたいものです。
【コーディネートのテーマ】
秋の深まりを纏う藤紫。幾何学文様が映える寒露の装い
着物:しっとりとした気品を醸し出す「藤紫色の着物」
主役となるのは、爽やかさの中に大人の落ち着きを感じさせる、美しい藤紫色の着物です。
滑らかで上質な生地感が体にやさしく寄り添い、秋の静かで澄んだ空気にふさわしい上品な佇まいを演出してくれます。季節の移行をしっとりと受け止めてくれる、心惹かれる主役着物です。
帯:重みと気品を宿す「鱗紋(うろこもん)の袋帯」
合わせる帯には、きちんとしたシーンにふさわしい歴史ある「鱗紋(うろこもん)」の袋帯をセレクトしました。
三角形が交互になった幾何学連続文様で、魚や蛇の鱗に見立ててそう言われます。シンプルでクールな印象でありながら、深まる秋の装いにふさわしい確かな重みと気品を宿してくれます。
小物:装いの完成度を高める「大和高麗組の帯締め」
シックな色合いの着物と帯のなかにあって、さりげなくも確かな存在感を放つ帯締めです。
熟練の技が生み出す上質な組み目と美しい発色が、装い全体に奥行きを与え、大人の女性の品格ある佇まいをそっと下支えしてくれます。

