2026.01.05
小寒のコーディネート
〜伝統的な暦である二十四節気に合わせてコーディネートを提案しています〜
【 二十四節気:小寒(1月5日頃〜)】
「小寒」を迎え、暦の上では本格的な寒さを迎える「寒の入り」。空気が一層冷たく澄み渡るこの時期は、着物の色が最も美しく映える季節でもあります。 新年を迎え、清々しい気持ちで袖を通すのは、優雅さと強さを併せ持つ「紫」の装いです。
【コーディネートのテーマ】
寒の入りに咲く、高貴な彩り。凛とした空気の中に、ほのかな温もりを
着物:気高くも柔らかな「藤紫」の美人色無地
冬の低い日差しを浴びると、地紋の唐草紋様の曲線が優しさを、控えめな表現で上品さを与えてくれます。藤紫は、寒色でありながらもどこか温かみを感じさせる不思議な色。冬の凍てつく景色の中に、一輪の花が咲いたような、見る人の心まで解きほぐす気品を演出します。
帯:安住の地のパートナーのような色紙唐花紋
帯合わせには、清涼感のある白と銀糸のみで織った袋帯を。
使いやすく、そして一生お付き合いのできるパートナー的な存在の帯です。
藤紫の着物と白地の帯の組み合わせは、冬の光を味方につける、清らかな美しさ。
唐草や唐花の柄が、春を待つ健やかな生命力を感じさせます。重厚になりがちな冬の着こなしを、軽やかで洗練された印象へと引き上げてくれます。

