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今日の銀座三越「”和ヲ服スル”ススメ 〜サムライの一服〜」は、matohuのデザイナー堀畑裕之さん、関口真希子さんをお招きしまして「これからの和ノ服」をテーマにしたトークセッションと、先日同じく銀座三越で開催されました「未来へ繋ぐ茶箱展」(※)に出品されましたお二人の茶箱を使って、セッションに参加下さった方の中からお二人限定でお呈茶させて頂きました。

※千利休が設計した国宝茶室「待庵(たいあん)」の古材で作られた茶箱を様々なアーティストが道具組を行った企画。お二人は「水」「雲」「星」の3種を発表。「”和ヲ服スル”ススメ 〜サムライの一服〜」でも二点を展示いたします。

前半のトークセッションは、私が皆さんに代わりお話を伺う形式で進行しました。
日本人の美意識を服にすることを標榜しているmatohuさんのモノづくりは、国内の様々な産地のテキスタイルと向き合い、時と場合によっては自ら手を動かしオリジナルのテキスタイルを制作します。洋服の世界では和服とは異なり広幅と言われる生地が使われますが、これは伝統工芸という名前こそ付かないものの、そこで行われていることは伝統工芸と何ら変わりがないモノづくりであることは私自身のスーツ生地の着物などを企画する中で実感をしています。
今年10周年を迎えるmatohuさんは、春に十周年記念の「長着茶会」を根津美術館で開催されました。matohuさんのシーズンを越えて変わらないアイテムである「長着」を着て参加するという茶会で、私と妻の紅子も参加させて頂きました。茶会を開くファッションブランドも珍しく、様々なファッションメディアに取り上げられていました。

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matohuのお二人とは、ブランドの立ち上がり時期からお付き合いをさせて頂いており、その変遷を見ているとファッション界の商業ベースの潮流とは一線を画して、独自の価値観を大切にしながら活動されて来ています。私達は和装の世界という立場からで少し立ち位置が違いますが、ちょうど同い年のお二人が志向していることは常にシンパシーを感じています。

「これからの和ノ服」はどうなってゆくか?という問いと同時に、今後matohuさんがどこに向かってゆくかの問いにはとても興味深いお話を伺うことができました。堀畑さんのお話を私なりに言葉として表現するとこういうことになると思います。

「matohuの将来の夢は、matohuが価値観として共有され世界の様々な地域に根ざしたローカルのブランドになること」
ここはせっかく参加して下さった方々のためにもったいぶった言い方をさせてください。このことが何を意味するのかは、これからのお二人の活動を通して感じ取って頂きたいですし、ぜひmatohuさんのコレクションやアイテムから感じ取って頂きたいと思います。

銀座四丁目のど真ん中の喧噪の中で、これからの和ノ服がどこに向かうのか、ご参加下さった方と少しは共有できたのではないかと思います。大変お忙しい中でご協力頂きましたお二人とご参加下さった皆様、そして毎日ご来場下さっている大変多くの皆様に心から御礼申し上げます。

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【告知】明日11/22(日)は14時から武者小路千家教授の傳田京子先生によるお呈茶がございます。まだ、一部空きがございますのでご興味がおありの方はぜひお問い合わせ下さい。

【お呈茶】
和ヲ服スル茶会/武者小路千家 傳田京子氏
11/22(日)、11/28(土) 各14:00〜、14:45〜、15:30〜
場所:銀座三越7階ジャパンエディション MITATE
定員:各回3名ずつ
参加費:1500円(税別)
気軽な立礼式でお茶を楽しんで頂きます。
※お申込は銀座三越7階ジャパンエディション(03-3535-1804(サロン ド きもの直通))まで直接お申し込み下さい。

平成二十七年十一月二十一日
【旧暦十月十日/先勝(辛丑)】

和ヲ服スルススメ①ブログ用

“和ヲ服スル”ススメ 〜サムライの一服〜

和服の服、薬を服用するの服。もともと服とは薬ことをも意味しました。
世の中はグローバルに広がりスピードは早まるばかり。この現代に”一服”を提案します。
期間中はゲスト作家をお招きしてのトークイベントやお呈茶も予定しています。

場所:銀座三越 7階 ジャパンエディション
期間:平成27年11月18日(水)〜12月8日(火) 午前10時30分~午後8時
監修:木下着物研究所
参加作家・ブランド
matohu(布物)   ※11/18〜24
二階堂明弘(陶芸) ※11/25〜12/1
中澤希水(書)   ※12/2〜8
Sゝゝ(金工等)
蔦屋漆器店(漆器)

awai(布物)
※期間中は全ての作家・ブランドが出展しますが、※各期間には拡大展開いたします。

【トークセッション/参加無料】
ファッション、陶芸、書の世界で活躍される方々から監修の木下勝博が「服スル」をテーマにお話を伺います。
(1)十一月二十一日(土)十四時〜 →終了しました
「これからの和ノ服」 matohu デザイナー 堀畑裕之氏、関口真希子氏
※終了後にmatohuの茶箱を使用したお呈茶も予定しています。
(2)十一月二十九日(日)十四時〜
「器を服スル」 陶芸家 二階堂明弘氏
(3)十二月六日(日)十四時〜
「書を服スル」 書家 中澤希水氏

※詳細はWebをご覧下さい。
http://kinoshitakimono.com/
https://www.facebook.com/events/1763402180553723/

【お呈茶】
和ヲ服スル茶会/武者小路千家 傳田京子氏
11/22(日)、11/28(土) 各14:00〜、14:45〜、15:30〜
定員:各回3名ずつ
参加費:1500円(税別)
気軽な立礼式でお茶を楽しんで頂きます。
※お申込は銀座三越7階ジャパンエディション(03-3535-1804(サロン ド きもの直通))まで直接お申し込み下さい。
※11/18-11/24は隣接の「サロンドきもの」では、リアルクローズの着物ブランド「awai」が期間限定出店致します。

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