木下着物研究所では、伝統的な考え方を踏まえつつも、現代のライフスタイルに合った着物スタイルや着物ライフを提案しています。
どの書籍でも毎日着物で生活する私たち自身のリアルな実体験をベースとしています。

『あたらしい着物の教科書』(日本文芸社)


[表紙撮影:大沼ショージ]

本書が大切にしている軸は「いまの暮らしに沿った着物スタイル」です。
着物を着ようと思いたったとき、知らないことにぶつかったとき、「これって間違ってる?」の不安感が最大のハードルという声を多く聞きます。もちろん着物が好きになると、よく知りたいと思う学び欲もわいてきます。
「こう着るべき」と縛るルールブックでなく、伝統をふまえつつも、これからの装いに役立つ情報や考え方を提案し、着物を着たい方たちを「この本一冊あれば着られる! 」と後押しする応援書のようなものです。


[p46. 江戸小紋 撮影:大沼ショージ]

本書の「あたらしい着物」というキーワードには、いまらしく、もっと軽やかに着物を楽しむための、決めごとの見直し案も含まれています。
身を包む着物は生活の布であり、流行も廃りもあり、これまでの時代もさまざまに変化してきました。
戦後の高度成長時代に定着した着物の決めごとや定説について、近年は着物通の方々の間でも「いまはこんな風にも着ても」という提案が広がっています。
そうした着る人の実感をひろいあげ、現代の暮らしの環境やおしゃれ感覚をバランスよく整理し、下記のようなテーマに盛り込んでいます。


[p.87 名古屋帯の前結び 撮影:武藤奈緒美]

◎戦後に定着した衣更えルールから、温暖化するいまの気候に合う衣更えへ
◎ラクで美しい着付け、新定番の帯結び「前結び」の紹介
◎カジュアル化した洋装のおしゃれ感覚に応じた、コーディネートのアイデア

「着物が教えてくれる幸せ」を多く読者と共感できる本でありたいと考えています。
毎日着物生活をしている私たちだからこそ、「いまの暮らしに沿った着物スタイル」お伝えします。


[p.168 お茶会で着物 撮影:大沼ショージ]

『あたらしい着物の教科書』
出版社:日本文芸社
著者: 木下着物研究所、木下勝博、木下紅子
撮影: 大沼ショージ、武藤奈緒美、木下勝博
単行本: 224ページ
発売日: 2018年3月30日
価格: 2,000円(税抜)

『はじめての男の着物』改訂新版(河出書房新社)

着物というと、とても遠い存在のように思っている男性も多いと思います。一方で、映画やTVに出てくる武士の着物姿に憧れる方も多いことでしょう。
本書では、男の着物を冠婚葬祭のフォーマルコスチュームとしてではなく、現代のライフスタイルの中で着るお洒落アイテムとして提案をしています。

男着物の基本、季節・TPO別のコーディネート、着方や帯の結び方まで、ビジュアル満載でわかりやすく紹介しています。巻頭ページでは、着物に不慣れな方にもイメージして頂けるように着物と洋服のコーディネートを比較しています。基本を押さえつつ、男着物でお洒落をしたいという方にオススメの一冊です。
※2009年に出版した同書の改訂新版です。名称が同じためお気をつけください。

『はじめての男の着物』改訂新版
出版社:河出書房新社
著者: 木下勝博
撮影: 大塚紘雅
単行本: 111ページ
発売日: 2015年6月15日
価格: 1,400円(税抜)

『はじめての男の着物』初版版(河出書房新社)

※2015年に改訂新版を出版しています。名称が同じためお気をつけください。
『はじめての男の着物』初版版
出版社:河出書房新社
著者: 木下勝博
撮影: 大塚紘雅
単行本: 111ページ
発売日: 2009年4月21日