熊本地震から半年、阿蘇に収穫に収穫に行ってきました

20161007
半年ぶりに熊本・阿蘇に行ってきました。

今年5月後半に熊本・阿蘇に田植えをお手伝いしに行って来たということをブログで書かせて頂きました。今度は自分達で植えた阿蘇の田んぼを収穫です。

友人達とお手伝いさせて頂いている田んぼは、規模も小さく形も変形していて大型トラクターが入れないような田んぼです。まずは周辺の稲を手作業で刈って行きます。ある程度刈ったうえで、小型のトラクターで刈って行きます。

20161007_aso0

手作業は稲を刈るだけではなく束ねてゆかねばなりませんが、トラクターですと刈った上に自動的に束ねて行ってくれるので作業がとても早い。かつて全てが手作業だった時代にいかに稲作が大変だったかを実感します。

20161007_aso2
<作業は、私は作務衣、妻の紅子はもんぺスタイル(冒頭の写真)です>

さて、実は阿蘇に行いった前日まで半月程、欧州に行っていました(こちらもまた報告させて頂きます)。まだ、時差ぼけが治らないという状況の中で、帰国後すぐに阿蘇へ。
また、阿蘇の噴火があったのがちょうど田植えの当日の未明でした。ただ、私たちが滞在していたのが南阿蘇だったため、全くと言って良いほど被害がありませんでした。写真でお分かりのように噴火の直接的な被害は見て取れません。後ろに見えるのが阿蘇山ですが、その日は噴煙もよく見えないような感じでした。

20161007_aso01

地元の方が心配されていたのは、地震以来減ってしまった観光客が、今回の噴火でさらに減ってしまうこと。今回は阿蘇の北側には行っていないので噴火の被害の実態を目にしてはおりませんが、少なくとも熊本市内及び南阿蘇周辺は噴火の直接的な被害は見て取れませんでした。

田植えの翌日は熊本市内の熊本城周辺などを回りました。震災の被害は、まだまだありますが、既に街の方々の生活は日常を取り戻しつつある感じがしました。被害の大きい熊本城を見上げながらも、全国的にも有名な熊本の商店街は人出も多く活気がありました。みんなで頑張って行こう、そんな決意が伝わってきました。

20161007_kumamoto

国の助成で熊本・九州旅行をされる方向けに”九州ふっこう割”という割引制度があります。これにより震災直後よりもだいぶ観光客が戻ってきたと聞きます。しかし、この”九州ふっこう割”が終わった後、また戻らぬよう、そして、今回の噴火による風評被害が心配されます。ぜひ、多くの皆さんに九州・熊本に足を運んで頂きたいと思います。

近年、災害に関する報道が危険性をシビアに伝えるのは良いですが、被害の最も大きいところばかりがフォーカスされ報道されることで、その地域全てが壊滅的な印象を持ってしまうように見えることがあります。今春、秋と実際に行ってみて、そして、噴火の当日に10数キロの位置に滞在していて思うのは、現地でしか分からないことがたくさんあるということでした。私個人が出来ることは本当に微力ですが、実際に見聞き体験したことを少しでも伝えることの大切さを感じます。

平成二十八年十月二十日
【旧暦九月二十日/仏滅(乙亥)】

Instagram 【着物・和装】