「紅衣 Kurenai」の発表イベントの御礼とこれから見えてくること

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銀座三越で開催されました木下紅子の新ブランド 「紅衣 Kurenai」の発表イベントも無事に終了しました。
予想をはるかに超える大変多くの皆様にご来場頂きまして、誠に御礼申し上げます。ありがとうございました。

イベント開催の二週間前に開設したばかりの「紅衣 Kurenai」のFacebookページも、短期間で多くの方に「いいね!」を押して頂いています。
店舗を持つブランドではありませんので、今後ブランドとお客様とのコミュニケーションの中心はネットになってきますの、是非より多くの方に「いいね!」を押して頂ければと思います。

「紅衣 Kurenai」のFacebookページ
是非、「いいね!」をお願いします。

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「紅衣 Kurenai」発表イベントの期間中に私も銀座三越に何回か顔を出しました。

今回の「紅衣 Kurenai」は、あくまで木下紅子のブランドで、本人から依頼を受けて外注先の一社として、商品開発やブランドプロデュースを木下着物研究所が請け負っているという関係になります。もちろん木下紅子は私の妻でもありますが、他のクライアント様と基本的には同じく、私はプロデュースやアドバイスをさせて頂くことが仕事のため、原則的に売場に立つことはしていません。
ところが、今回は現場に顔を出すと、友人知人、前職のお客様など皆様の来場が続くため、気づくと時間が経っているという状況でした(苦笑)。

さて、少し話は変わりますが、最近、着物や和装、伝統工芸関連の企業様のサポート以外に、少し前から日本文化とは直接関係のない企業様からご相談を頂くことが出てきています。そして、それは外資系企業様である割合が多いというのが不思議なところです。

今回の「紅衣 Kurenai」ブランドの発表にあたり、木下紅子の感性をブランドコンセプトに整理してゆく中で、ある仮説を設けました。その仮説が何なのかは現段階ではお伝えできませんが、実際に来場されるお客様、今回の商品に関心を持たれる層が、前職のブランドとは明らかに異なっていることに、短時間顔を出した私でも感じられました。
そのことと、最近、外資系の企業様や新しい分野の方々が、私たちの活動に関心を持たれることとは関係があると考えています。

かつて浮世絵が日本の陶器などの包み紙として使われて欧州に輸出されたことで、ジャポニズムの萌芽に繋がったという例は色々とあります。その国の人にとっては当たり前過ぎて価値を感じられないことが、見る人と市場が変わると価値を持つ。長らく国内市場だけで一定規模を保てた日本にとって、そこでの成功体験がまだ足を引っ張っていることは否めません。

世界市場で戦っているような企業や個人が、日本文化の中に何かを見出そうとしていることを感じることが増えました。とても興味深い時代が来ています。

平成二十八年六月五日
【旧暦五月一日/大安(戊午)芒種】

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