新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

・・・・少し季節外れな感じをした方もいらっしゃるかも知れませんが、今年2月5日は旧暦の一月一日元旦になります。
新暦の一月からはだいぶ遅くなりましたが、改めまして今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨春には『あたらしい着物の教科書』を上梓させて頂いたことで、より多くの方から様々なお声を頂くことができました。また秋には早速第二版の増刷が決まり、その後も順調に部数を伸ばしているようです。

着物の世界で仕事をしていると一般的にはなかなか厳しい状況にあると言われます。職人や産地の高齢化と共に、着物の市場にとってお客様であった団塊世代の方々の高齢化と、その下の世代の生活様式の変化によって和装の世界はどんどん小さくなるばかり…というお話です。

私たち夫婦がほぼ毎日365日近くを着物で生活をしていると感じることは、必ずしもこのような後ろ向きなことばかりでありません。着物や日本文化に関心を持ち、もっと学びたいという欲求を持っていらっしゃる方にたくさんお会いします。残念ながらご興味のある皆様のニーズと提供する側との間に未だに大きなギャップがあると思います。これは着物の世界に限らず、伝統と名のつく分野に共通する課題かも知れません。

微力ながら、今年も少しでも多くの方に着物や日本文化に関心を持って頂けるよう活動して参ります。
ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

木下着物研究所 木下勝博 紅子
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