お手伝いさせている銀座三越さんが本日10月14日にリモデルグランドオープンしました。今まで2階にあった「サロンドきもの」がリビングフロアに移動し7階となったのは先日のブログでもご紹介したばかりです。

さて、今回のリモデルによって7階はリビングフロアになり、様々なライフスタイル提案がされるお買場となりましたが、特にグローバルな視点でのジャパンがテーマだと言えます。リビングフロアに着物フロアが一緒になっただけではなく様々な伝統工芸や伝統文化を新しいものとして提案する取組みがされています。

「グローバルメッセージ」という新しいフロアでは、「未来へ繋ぐ茶箱展」という企画が始まりました。

千利休が設計した国宝の茶室「待庵(たいあん」。この茶室の修復で出た古材を使い、共通の茶箱が用意されました。この茶箱を約20組のアーティストなどがそれぞれの趣向で用意しています。

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今回、偶然にもご縁深い方々が「未来に繋ぐ茶箱展」に参加されています。

まず、西麻布のawai HIGASHIYAでもコラボレーションさせて頂いたHIGASHIYAなどをプロデュースをされているSIMPLICITY代表の緒方慎一郎さんの茶箱です。

抹茶箱と煎茶箱の二つが用意されています。茶箱の中にそれぞれのお道具が組み合わせられる小さな箱が組み合わさっています。最低限必要なものを残しギリギリまでそぎ落としたデザインはとても緒方慎一郎さんらしいものとして仕上がっています。ちなみにこの茶箱で茶碗を入れるお仕覆を作る部分でお手伝いをさせて頂きました。最終的にカタチになって展示されるものをみるとワクワクしますね。煎茶箱もとても素敵ですのでぜひ店頭でご覧になってみて下さい。

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次にmatohuの堀畑裕之さんと関口真希子さんによる茶箱です。こちらはmatohuの服である「長着」(※私が着物以外でほぼ唯一着る服)のオリジナルのテキスタイルでお仕覆が作られています。また、この茶箱にはお好きなmatohuのテキスタイルから世界に一枚の「長着」をオーダーできるお仕立券も付いているという茶箱になっています。ぜひ「長着」を着てこの茶箱を持って渡航のお供にして頂きたい、そんなセットです。3セットのうち1セットは初日でご予約済み、さすがです。

お手伝いさせて頂いている銀座三越さんで、その他にも細川護光さんなどご縁深い方々がこのようにオープニングの企画を飾るのはとても嬉しい事です。いま小売業界を見ると百貨店にとっても厳しい時代になっています。そんな中で三越伊勢丹グループは、いち早く新しい取組みを行っています。そんな中で様々な化学変化が起こってゆくことに携わることが刺激的であると同時に、社会的な意義を感じる瞬間でもあります。

今では六本木のawaiというひとつの拠点でしたが、今後は様々にご縁のある方々とより多面的な取組みをし、次の時代の日本文化を育んでゆくことにお手伝いできればと思います。

なお、「未来へぐ茶箱展」と同じフロアにある「サロンドきもの」では本日より「全国IKESHOKU展」が始まっています。

サロンドきもの/銀座三越 7階
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/ginza/gofuku/index.html

この「全国IKESHOKU展」は数年前に伊勢丹新宿店から始まった企画ですが、若手の頑張っている職人を応援して頂こうとバイヤーAさんと企画したものでした。伊勢丹新宿店から銀座三越へと展開も広がり、また新たに若手が加わっておりとても楽しみな企画です。江戸小紋の廣瀬雄一さんはもちろんですが、東京友禅の若手・野口佳嗣さんなど、なぜか東京の職人はやはりイケメンが多いようです(笑)。是非、応援して頂ければと思います。

※※関係者の許可を頂き撮影を行っています。
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