今週10月24日(土)〜11月2日(月)までJapan Traditional Crafts Weekの一環で六本木のawaiでご紹介するコラボレーション商品の簪については、少し前からこのブログでご紹介させて頂いています(螺鈿バージョン蒔絵バージョン)。

さて、今回ご紹介させて頂くのは、今までとは少しタイプが異なります。
まず、カタチが三角錐のような形状になっています。この写真を見て頂くと、簪には見えないかも知れません。

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少し引いて撮影した写真をご覧下さい。一番奥のタイプは写真では分かりにくいのですが、三段階になっているのが分かるでしょうか?

輪島塗の特徴のひとつとして、漆を直に塗るだけではなく、木地の弱い部分や痛みやすいところに布を巻く「布着せ」という技法があります。一番奥のタイプでは、細くなっているところはあえて布目が見えるように仕上げています。二段階目は布目の上に地塗りをした状態。そして、最後の三段目は赤い漆の上にさらに黒漆を縫った溜塗りで仕上げています。つまり、輪島塗の工程そのものが簪になっているというわけです。

また、手前の二つは漆の上にあえて錫をのせて少し光沢感を持たせたタイプになります。今回、シャープな菱型、曲線が美しい弓なり型、そして、今回ご紹介しました三角錐型の三つの形状をご用意しました。それぞれ螺鈿や蒔絵など技法も柄も違ったものをご用意させて頂いてます。まだ、ブログでご紹介していない柄もありますので、ぜひ店頭でご覧頂きたいと思います。

ぜひ、イベント期間中に六本木のawaiにてご覧頂ければ幸いです。なお、初日10月24日(土)には11:30から、今回コラボレーションさせて頂いた蔦屋漆器店の大工素也さんをお招きして「awai meets japan〜輪島塗を学ぶ日本を学ぶ〜」という体験型トークイベント(参加費無料)を開催します。実際に輪島を訪ね、今回の簪のマスターデザインやコラボレーションを進めさせて頂いた私も皆さんと共に大工さんからいろいろとお話をお伺いできればと思います。残り席はわずかになってきたようですので、参加ご希望の方はお早めにお申し込み下さい!


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「awai meets japan〜輪島塗を学ぶ日本を学ぶ〜」
開催日時:10月24日(土) 11:30〜13:00場所: awai(港区六本木4-5-7)
定員: 15名
参加費: 無料
ゲスト: 大工素也 蔦屋漆器店
進 行: 木下勝博 awaiクリエイティブディレクター/木下着物研究所
内 容:
「japan=漆」日本を代表する伝統工芸である漆塗の代表的産地である石川県の輪島塗。
今回は伝統工芸を振興するイベント「Japan Traditional Crafts Week」(awaiは10/24〜11/2)に参加し、着物ブランドのawaiと輪島塗の産地がコラボレーション致します。
その一環として、輪島塗産地の塗師屋である蔦屋漆器店の大工素也さんをお招きして、輪島塗を体験して頂くイベントをawaiの六本木のショップで開催します。
当日は輪島塗の基礎知識を学び、陶磁器と漆器の違いを実際体験して頂きます。また、今回コラボ商品である簪の開発秘話などをお聞きします。
お申込: 詳細はこちらをご覧下さい。
http://staff.awai.jp/?eid=60

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