数ヶ月前より石川県の輪島に通っています。

仕事柄、染めや織りの産地に行く事は多いですが、仕事として輪島に行くのは初めてでした。輪島と言えば、石川県の能登半島の北側に位置する漆器産地として有名な街です。9月まで朝ドラ「まれ」の舞台になっていたこともあり、興味を持たれた方も多かったのではないでしょうか。

ここ数ヶ月、輪島の「塗師屋(ぬしや)」さんのひとりである蔦屋漆器店さんの大工素也さんとやりとりを続けています。塗師屋というと朝ドラの中でもという名前が出て来たので聞き覚えのあるかも知れません。輪島塗という伝統的工芸品を作るのには、様々な工程が必要になります。この全ての工程を管理し、それぞれの職人さんとのやりとりをするのが、まさに塗師屋さんの仕事です。

 

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今月後半10月24日(土)から11月3日(※awaiは2日まで)で、都内港区を中心に様々なショップが参加する「Japan Traditionai Week」(略称 JTCW)というイベントが開催されます。全国の様々な伝統工芸産地とコラボレーションするというイベントです。

awaiも今回はこのJTCWに参加予定で、今回は通常では関わりのない漆器産地である輪島塗とのコラボレーションを行います。

輪島塗というと大半の方は器をイメージされるかと思います。イベント期間中は六本木のawaiの店頭で通常はご紹介する事のない輪島塗の器もご紹介しますが、今回のメインは「簪(かんざし)」をコラボレーション商品として開発しました。既存の生地を使うのではなく、ゼロから土台となる生地から私がデザインさせて頂き、輪島塗の様々な技法を活用して、複数の簪を発表させて頂く予定です。

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春以降、輪島まで複数回にわたり伺いまして、打合せを進めて来ました。塗師屋さんである大工素也さんはもちろん職人さんたちも私の様々なワガママに前向きに応えて下さいました。様々な産地に私も伺いますが、職人さんというと良い意味で頑固な方が多いのですが、今回は本当に協力的にサポートして下さいました。

さて、イベントの初日である10月24日(土)には、塗師屋さんである蔦屋漆器店の大工素也さんをお招きしまして、「awai meets japan〜輪島塗を学ぶ日本を学ぶ〜」という無料の体験型トークイベントを開催します。当日は輪島塗の基本から漆器との付き合い方や生活への取り入れ方などを実際に輪島塗を触れてみながら学んで頂きます。また、今回の簪/コラボレーション商品の開発秘話などもお話できればと思います。

進行は私、木下勝博が行います。10月からはawaiの店頭から離れておりますが、この日ばかりは約一ヶ月ぶりにawaiの店頭で皆様とお会い出来ればと思います。

※イベントの詳細やトークイベントのお申込は以下をご覧下さい。

 

 

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「awai meets japan〜輪島塗を学ぶ日本を学ぶ〜」
開催日時:10月24日(土) 11:30〜13:00場所: awai(港区六本木4-5-7)
定員: 15名
参加費: 無料
ゲスト: 大工素也 蔦屋漆器店
進 行: 木下勝博 awaiクリエイティブディレクター/木下着物研究所
内 容:
「japan=漆」日本を代表する伝統工芸である漆塗の代表的産地である石川県の輪島塗。
今回は伝統工芸を振興するイベント「Japan Traditional Crafts Week」(awaiは10/24〜11/2)に参加し、着物ブランドのawaiと輪島塗の産地がコラボレーション致します。
その一環として、輪島塗産地の塗師屋である蔦屋漆器店の大工素也さんをお招きして、輪島塗を体験して頂くイベントをawaiの六本木のショップで開催します。
当日は輪島塗の基礎知識を学び、陶磁器と漆器の違いを実際体験して頂きます。また、今回コラボ商品である簪の開発秘話などをお聞きします。
お申込: 詳細はこちらをご覧下さい。