今月10/24(土)〜11/2(月)までJapan Traditional Crafts Weekの一環として六本木の着物ショップawaiでご紹介する輪島塗の簪(かんざし)が仕上がって来ました。
Japan Traditional Crafts Weekは、都内の様々なライフスタイルショップが全国の伝統的工芸品とコラボレーションをするイベントです。今回、awaiとしては通常密接な関係のある染織ではなく、あえて他分野とのコラボレーションを試みました。その産地が石川県の輪島塗です。先日のブログでも少し書かせて頂きました通り、春以降から輪島を訪ねて商品開発を進めて来ました。
20151013_kanzashi5
awaiは着物ショップですから、何か着物を着たときにも使って頂けるものを開発したいということで今回は簪(かんざし)をプロダクトとして選びました。輪島では今でも伝統的な簪も作ってはいるのですが、そこはawaiらしいものをということで、イチからオリジナルのカタチを作るところから始めました。
20151013_kanzashi6
私のイメージのラフデザインを紙のうえで手書きしたものを輪島塗の器などの土台となる木地を作られる木工工房で作って下さいました。こちらを確認しながら感や形状を確認しながら、徐々に完成イメージに近づけてゆきます。実際に六本木の女性スタッフに試してみてもらいながら、細かい形状の修正を行ってゆきます。
20151013_kanzashi820151013_kanzashi7
そのうえで、また産地を訪ね、輪島塗をの理解を深めながら、それぞれのカタチをどう言った技法で表現するのかを塗師屋さんである蔦屋漆器店の大工素也さんや職人さん達と議論を進めてゆきました。
輪島塗とひと言でいっても、蒔絵や沈金など様々な装飾技法があります。今回も複数の技術を用いました。その中では若手の女性の職人さんの提案もあり、美しい螺鈿(らでん)を使って簪が出来上がりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

着物の時はもちろんですが、お洋服の時にもご使用頂けるようなものに仕上がったと思います。

これ以外にも数種類のものを作成しました。折りをみてその他のものもブログ等でご紹介させて頂きます。これらは10月24日(土)から六本木のawaiにて期間限定でご紹介させて頂きます。また、初日には蔦屋漆器店の大工素也さんを輪島からお招きして私と共に輪島塗の魅力を体験して頂くイベントも開催致します。もう定員の半数以上が埋まったようですので、ご興味がおありの方はぜひお早めにお申し込み頂ければと思います。

20151007_1365419
「awai meets japan〜輪島塗を学ぶ日本を学ぶ〜」
開催日時:10月24日(土) 11:30〜13:00場所: awai(港区六本木4-5-7)
定員: 15名
参加費: 無料
ゲスト: 大工素也 蔦屋漆器店
進 行: 木下勝博 awaiクリエイティブディレクター/木下着物研究所
内 容:
「japan=漆」日本を代表する伝統工芸である漆塗の代表的産地である石川県の輪島塗。
今回は伝統工芸を振興するイベント「Japan Traditional Crafts Week」(awaiは10/24〜11/2)に参加し、着物ブランドのawaiと輪島塗の産地がコラボレーション致します。
その一環として、輪島塗産地の塗師屋である蔦屋漆器店の大工素也さんをお招きして、輪島塗を体験して頂くイベントをawaiの六本木のショップで開催します。
当日は輪島塗の基礎知識を学び、陶磁器と漆器の違いを実際体験して頂きます。また、今回コラボ商品である簪の開発秘話などをお聞きします。
お申込: 詳細はこちらをご覧下さい。

伝統工芸
着物・和装

Instagram